これからの「正義」の話をしよう

【これからの「正義」の話をしよう】

これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学 / 原タイトル:JUSTICE (ハヤカワ文庫 NF 376)[本/雑誌] (文庫) / マイケル・サンデル/著 鬼澤忍/訳

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内容

正義とは?道徳とは?自由とは?
といったことについて
哲学者達の考えを要約、解説しながら
論点・争点を深堀りしていき
具体例も上げながら話してくれます

『あなたは路面電車の運転手で、時速六○マイルで疾走している。ーーー
ーーーブレーキがきかないのだ。頭が真っ白になる。五人の作業員をはねれば、全員が死ぬ。ーーー
ーーー路面電車を待避線に向ければ、一人の作業員は死ぬが、五人は助けられることに気づく。
ーーーどうすべきだろうか?』

感想

面白いけど、すごく難しい…中々前に進めなかったです。。
何が正義かを考えるには
その問題の「本質」や、
「目的」の検証が必要だが、

個人個人の「自由」の権利、
またその「定義」
やら
考え出すとキリがなさそうなことを
考えて検証して言語化してる✍️

読みながら何度も意識を失いました笑
当たり前を疑って
本質をつき詰めていく
哲学者達の考え方は
すごく学ぶとこが多く

自分自身の信じてるものや
自分の正義は
なぜ、そう思うのか?
を突き詰めて考えてみないといけない
と感じさせられました。

あまり内容が落とせてないので、
改めて読み込んで
落とし込めるようしていきます!

功利主義とは

ジェレミー・ベンサムが確立した理論であり、
ざっくり言うと、
その行為によって、「全体にもたらす利益」が
行為による「コスト」を上回ることが善!
という感じです。

道徳の至高の原理は幸福、すなわち苦痛に対する快楽の全体的な割合を最大化することだ

われわれは快や苦の感覚に支配されている。この二つの感覚はわれわれの「君主」なのだ。
それはわれわれのあらゆる行為を支配し、さらにわれわれが行うべきことを決定する。
善悪の基準は「この君主の玉座に結びつけられている」のである。

極端な例で言うと、、
物乞いを排除して閉じ込める

物乞いに対して
「一般の人が感じる不快感」の総和は
「物乞いが感じる不幸」
よりも大きいので
善でしょ?
という感じです。

自由主義(リバタリアン)とは

どの人間も自由への基本的権利
_____他人が同じことをする権利を尊重するかぎり、みずからが所有するものを使って、みずからが望むいかなることをも行うことが許される権利_____
を有する

この理論によれば、
近代国家の多くの活動は不法であるといいます。

パターナリズム(父親的温情主義)の拒否

ヘルメットをかぶらずにオートバイに乗ることが無鉄砲であり、ヘルメット着用義務が命を救い大けがを防ぐとしても、
そうした法律は
どんなリスクを自分で取るかを決める権利を侵害する

心配とかせんでもいいから、
自由にさせて!
という感じですね。

道徳的法律の拒否

成人が同意のうえで売春を行うことを阻む法律は正当なものではない。

まわりがどう言おうと関係ねぇ!
という感じですかね。

所得や富の再分配の拒否

リバタリアンの権利理論は、富の再分配のための課税を含め、いかなるものであろうと、他人を助けることをある人々に要求する法律を拒否する

リバタリアンによれば、再分配のための課税は一つの形の強要であり、さらに言えば盗みである

裕福な人が貧しい人を支える、というのは望ましいだろうが、あくまで
個人の意向に任せられるべき。税金などの類は

義賊が富める者から金を盗み、ホームレスに与える

ようなもの。という考えです。

美徳の推奨

市場と道徳について考えたとき
たとえば徴兵制か志願兵制なのか、
陪審員はなぜ全国民でやるの?
といったことや
代理出産(女性を”モノ”扱いしてるのでは?)
といった

自由市場でわれわれが下す選択はどこまで自由なのか

といった問題。

市場では評価されず、金で買うこともできない美徳や、より高級なものは存在するのか

といった問題。
「愛国心」「奉仕」「絆」「尊厳と敬意」
などのことです。

カントの哲学

カントは#自由主義 だけど
「自由」の定義がストイックな感じです!

動物と同じように快楽を求め、苦痛を避けようとしているときの人間は、本当の意味では自由に行動していない。
生理的欲求と欲望の奴隷として行動しているだけだ。

自然のなかに存在するものはみな法則に従っている

もし人間に自由の能力があるなら、人間は別の法則、つまり物理学以外の法則に従って行動することもできるのではないか。

また、道徳に関しても
道徳とは義務から為す行為であり、
傾向性や喜び、損得の感情から為すものは
周りの環境や欲求に支配された行動となるので
自由で道徳的な行動とは違う 
といった感じの考えです。

カント的「自由」とは
外側から与えられた利益や目的、欲求や必然性ではなく
自分が定めた法則に従って自律的に行動すること。

うーん、とっても難しい。分かるような、分からないような。。笑
勉強します

アリストテレスの哲学

アリストテレスの正義論は

1.正義は目的にかかわる。正しさを定義するには、問題となる社会的営みの「目的因」(テロス)を知らなければならない。
2.正義は名誉にかかわる。ある営みの目的因について考える_____あるいは論じる____ことは、少なくとも部分的には、その営みが称賛し、報いを与える美徳は何かを考え、論じることである。

そもそもの目的、最終目標、本質を知らなければ
何が正しいの?は
判断できません。
ということですかね!これは分かる!笑

アリストテレスの章では、「政治」とは
そもそも何を目的としてるのか?ということについても論じてあります。

アリストテレスにとって政治の目的は、目標にかかわらず中立的な権利の枠組みを構築することではない。
善き市民を育成し、善き人格を養成することなのだ。

また「政治的共同体」の目標は

国民の美徳の滋養だ。国家の目標は「相互防衛のために同盟を結ぶことでも…貿易を容易にすることでも、経済交流を促進することでもない。」
_____善く生きる術を学ぶためにあるのだ。
_____人々が人間に特有の能力と美徳を養えるようにすることだ。

また、アリストテレスは
人間は本質的に政治的共同体をつくる生き物。
とも言っており

自然は無駄なものをつくらない。ほかの動物とは異なり、人間には言語能力が備わっている。
_____言語は、それを通してわれわれが善を識別し、熟考するための媒体である。

といっています。
なるほど。。言葉は正義を知るためにある!という感じですね!
アリストテレスは、言語能力を発展させ、道徳的熟慮を深めることが大切といってます!
喋ろう!

まとめ

全然まとまってはいないですが、
大体こんな感じのことが書かれてる、ということで
一部内容を抜粋してご紹介&アウトプットです!笑

まぁ、とにかく難しかったです。。内容はニュアンスでは伝わってきますが…僕の読解力ではまだまだでした。。

凄く細かく解説や要約がなされており、
具体的な事例もあげながら
説明してくれてるので
興味がある方、読書好きな方、頭の良い方
とても興味深く楽しめる一冊だと思います❗️

何回読んでも、分かるようで分からん、
こんなザ・哲学な本は初めて読みましたが
得意じゃないけど好きと新しい気づきでした!

是非参考にしてみてください^_^

これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学 / 原タイトル:JUSTICE (ハヤカワ文庫 NF 376)[本/雑誌] (文庫) / マイケル・サンデル/著 鬼澤忍/訳

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