創造的なアイデアを生み出す究極のツールとは?神田昌典【マーケティング・ジャーニー】

神田昌典 著【マーケティング・ジャーニー】4章 着想 

今回は【4章 着想】の要約・感想記事になります!

ちなみに、前回の3章の記事はこちら↓

前章では「顧客」の痛みを、素通りすることなく考えた。
顧客の状況について心を寄せれば寄せるほど、
それは自分の状況を振り返るきっかけになるはずだ。
なぜなら、私たちは、自分の経験や知識の中から、何か顧客に役立つものを引き出さなければならないからである。

「顧客の痛み」を解決する新しい事業モデルを「着想」するためには、

「自分の状況を振り返る」ことが大切ということですね!

こうして人生の振り返りを続けていくと、
「いったい、自分は何のために生きるのか?」という根源的な問いに入っていく。

___そして、必ず壁にぶつかる。自分には、何もできることはない、と。

___このようなどん底__実はそこが、創造の泉だ。

”イノベーション”を生み出すためには、実はこの「どん底」を経ることが必要。

どん底でも希望を持ち続け、考え続けた末に、ある日突然アイデアが降りてくる

と著者はいいます。

この深い海の底から現実に浮かび上がってくるまでは、決して楽ではない。どれだけ考えても、顧客に役立つもののアイデアが浮かばないことはよくある。

____この章では、着想力ある人になるための、したたかな方法をお教えする。
実は、デジタル技術をうまく使うと、現実的には見えない情報が、データという形で見えるようになってくる。それが斬新な着想につながる。

デジタルツールの活用術

新規事業を生み出すもっとも手っ取り早い方法は、
「新しいツールを次々と使うこと」
である。

これは何となく想像に難くないかと思います。
既存の業界×新しいツールは、業界に革新をもたらしますよね!

しかし、現実はそんなに簡単ではない。。

たとえば、新しいツールとして「スマートスピーカー」がありますが、

高齢化が進む日本では、市場ポテンシャルの大きさは注目はされているものの、

導入して新サービスを作ったり、自身で保有している人は少ない。

最新の技術だと認識はしているものの、「今買わなければならない理由」が見出せずにいる人がほとんど。

企業として導入するにも、
それなりに初期投資が必要だし、普及率を考えると採算が合わない状況がつづいている、といいます。

こうした現状から、「経営」の視点から見れば、
そのような新しい技術に振り回される必要は全くない、とも言えます。

しかし、【着想】を考えていくうえでは、
最新技術のスマート商品など、「新しいツール」は積極的に保有すべきだ、と著者はいいます。

___それでも私は、スマート商品を持つべきだと考える。
なかでも、特に意外な効果をもたらすのが、事業継承を考えている60代の経営者だ。

最新のツールに、実際に指を動かして触れることで、その可能性に気づき、

頭の中の古い配線をつなぎ直すことができる

と著者自身の経験から語っています。

可能性の視座が広がり、自社の新たなる可能性を見出せる、というわけですね!

また、組織を動かしていくうえでも、意外な利点がある、といいます。

リーダーが、未来のテクノロジーに好奇心を持たなくなった組織は、急速に衰える。
___中小企業が廃業する理由の多くは「後継者不在」だが、
本当に人がいないのではない。

後継者が見つからないのは、先代経営者が新たな考えや変革を嫌うからだ。

硬直化した組織をこじ開ける労力をかけるなら、
能力ある若手リーダーは、家業を継ぐよりも、一から自分の会社を作り、
新事業を立ち上げたほうがいい。

一方で、「新しいことを取り入れる」ことに抵抗がない経営者のもとには、

有能な若手があつまり、「継承しよう」という気になる、といいます。

これは【着想】の面で言っても、感覚が新しく、”業界の常識”に染まっていない「若手」が集まりやすい会社のほうが、
事業を「別視点」で捉えれるため、ベテランが気づかなかった自社の強みに気づける可能性もありますよね!

創造的なアイデアを生み出す究極のツールとは?

自分は、着想力がない___もしそう思うなら、それは間違いだ。
着想力がないのではなく、正しくは、着想する方法を知らないだけだ。

一般的な、アイデアを生み出す方法は以下の3つだといいます。

①「組み合わせを試す」
異質なものを組み合わせることによってアイデアを生み出す。

②「とにかく負荷をかける」
思いつくものをどんどん挙げていき、100個、1000個、と考えつくして思考に負荷をかけるやり方。

③「複数人数が集まって、ダイアログを繰り返す」
一人ではなく、複数人でキーワあードを出し合って考えていくような方法。

これらのやり方では、斬新なアイデアが出てくることはほとんどない。
と著者はいいます。

___ここで挙げた着想法は、いずれも、
日常という連続性の中でアイデアを生み出そうとしている___

連続性の中で考えていたら、現在のパラダイムは超えられない。
ひらめきのような、非連続なアイデアは、
非連続の思考プロセスをたどらない限り、生み出せない
のである。

では、非連続の思考プロセスをたどるには??

究極ツール①「フューチャーマッピング」

簡単にいうと、
「未来のあるべき姿」から逆算する「バックキャスト法」
をベースにした思考法であり、

こうすることで、
現代のパラダイムではとらえきれないアイデアを生み出せる!
というもの。

やり方

①今、自分が達成したい目標や解決したい課題を決める。
この「ゴール」は可能な限り具体的にしたほうがよいでしょう。

②「理想の未来から、自分がハッピーになっている様子を、詳細に想像する」

右上の部分に、
理想の未来が叶った時の、自分のセリフを考え、書き込みます。
また、自分がリスペクトする人物からのコメント、も想像してみて書き込みます。

③現在の自分のセリフを左下に書き込みます。

④右上の「未来の自分」から左下の「現在の自分」に向かって、山あり谷ありの曲線を描き、つなぐ。

ダウンしてる部分を「挫折」ととらえて、挫折を前提に、それを克服していくことも含めてシュミレーションし、
未来にたどり着く為に取るべき行動を考えていく。

このように、「なりたい状態」「あるべき姿」をイメージして、
そこから逆算し「都合のよい物語」を考えることが大事だといいます。

現実の延長線上ではなく、「都合よい物語」を考えることで、
ふとした日常のイベントが、チャンスへと変わる。

成功者は、この「チャンス」に気づく感度が高い、といいますが

それは「なりたい状態」が明確で、そこにつながる”種”をいつも探しているからだといえます。

究極ツール②「ジーニアス・コード」

こちらの方法は、「イメージ」から枠を超えたアイデアを生みだす方法です。

やり方

①頭の中で、「壁」を思い浮かべ、その壁の向こうに何が思い浮かぶか?を3つイメージする。

②3つのイメージを書き写し、その中から共通点を探す

③探し出した共通点から、今度は「自分の課題」への解決策として解釈をしていく。

このようにイメージを「都合よく解釈」して考えることで、日常の連続性の中でのアイデアではなく、

非連続の思考プロセスを辿ることにつながる。

また、イメージだけであれば、フレームワークやフォーマットに縛られることがなく、子供から老人まで誰でも提案が可能なので、

より新鮮なアイデアの「種」を集めることもできる・・・!

まとめ

【着想】において大切なのは「都合のよい」捉え方、ともいえると思います!

ポジティブ・前向きな思考からしか、アイデアは生まれないんですね・・・!

最後までお読みいただきありがとうございました!(^-^)

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