「無償の愛」はあるか?朝活vol.59

「無償の愛」はあるか?朝活vol.59

おはようございます!朝活vol.59

今日は何とか朝起きてブログ書くことができています・・・!

この調子で継続したいところですね~!

本日も「世界は贈与でできている」より抜粋の読書感想です!

世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学 (NewsPicksパブリッシング)

贈与の不思議 

前回までの話で、「贈与」について触れていきましたが、

まだまだ「贈与」の不可解な点がある、と著者はいいます。

それは、贈り物はもらうだけでなく、贈る側、つまり差出人になることのほうが時として喜びが大きいという点にあります。

たしかに、「喜んでくれるかな?」などと考えながらプレゼントを選んだり、渡したときに喜んでくれた顔を見るととても嬉しいですよね!

逆に「プレゼントを渡す相手がいない」というのはとても寂しく感じます。。

恋愛の場面が一番分かりやすいと思いますが、
気になる相手に何かプレゼントを渡そうとしたとき、
受け取ってもらえないという悲劇が起こることがあります。
贈与の受取の拒否。
それは何を意味するかというと、関係性の拒否です。
つまり「私はあなたと特別なつながりを持つつもりはない」という宣言となります。

こうして書くととても寂しく残酷に思えますね・・・!(笑)

場合にもよりますが、関係を断ちたいわけでないのなら

プレゼントなどを受けた場合には変に遠慮したりせず素直に受け取って喜ぶべきですね!

なぜ贈与がつながりを生み出すかというと、贈与には必ず返礼が後続するからです。
_____つまり、贈与を受け取ってくれるということは、
その相手がこちらと何らかの関係性、
つまり「つながり」を持つことを受け入れてくれたことを意味します。

なぜ親は孫がほしいのか?

著者が実家で過ごしたとき、「孫がほしい」と親から言われたそうです。(僕も言われます笑)

よく聞く話ではありますが、あまりに定型的な「親は孫がみたい」という事実に著者は好奇心を抱きます。

___「ある一定の年齢を超えた子を持つ親」という時限的なポジションによって構造的に強制された力学が、ここには働いているような気がしたのです。

親から子への「贈与」

____親が子を育てるのは一方的な贈与です。見返りを求めない、いわゆる無償の愛です。
けれども、「無償の愛」という表現には、誤解が含まれています。

どういうことか?

あるコミュニケーションが贈与であるならば、
そこには先行する贈与があります。
その「私は受け取ってしまった」という被贈与感
つまり「負い目」に起動されて、贈与は次々と渡されていきます。
親の無償の愛の以前に、何があるか。
それは、そのまた親からの無償の愛です。
____無償の愛は必ず「前史」=プレヒストリーを持っています。
それは、愛以前の愛、贈与以前の贈与と言うこともできます。

「無償の愛」は、愛をあたえた子から見返りを求めない。
しかし、「無」から愛が生まれるわけではなく

親はまた「自分の親」からの愛を受け取った「負い目」から、その「返礼」として自分の子に愛を与える。。

バトンリレーのようにつながっていくわけですね。

こうして言われると、「親からの愛」を感じずに育った人間が自分の子供に対して愛を与えず虐待に至ってしまったり、と

「愛を受け取った負い目」が無ければ、人に対して「愛を与えることができない」という問題も理解が持てる気がしてきます。

したがって、無償の愛にはある不安が付きまといます。
____「私の愛は正しかったのか?」
それはつまりこういう疑念です。
「私もまた、親に愛されて育ってしまった。私はその贈与を正しく自分の子に渡せたのか?」
____親は何をもって自分の愛の正当性を確認できるのでしょうか。
子がふたたび他者を愛することのできる主体になったことによってです。
____「私の愛は正しかったのか?」
「私の出したパスは、正しく受け取ってもらえただろうか?」

このような思いから、「孫が見たい」という言葉に代わる、と著者はいいます。

「無償の愛」は親から子へと返礼を受け継いでいくことで成り立つ仕組み、というわけですね。

受け取った愛(贈与)が無ければ、与えることもできない。

自分の子が誰かに愛を与えていないとするならば、
親が与えた愛は「愛」として受け取ってもらえているのか?

私は(親)いままで受け取ってきた愛を返礼できているのか?

こういう不安に変わっていく。。

「贈与は、贈与を生まなければ無力である」

分かるような、わからないような。。笑

段々難しくなってきましたが、とても興味深く面白い!

哲学系の話は、当たり前な慣習を疑って徹底的に掘り下げる姿勢がとても面白いなぁと感じます!

この本は解説も丁寧で読みやすいので、是非お勧めですよ!(つづく)

世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学 (NewsPicksパブリッシング)

最後までご覧いただきありがとうございました!

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